Shinsai Help of sasaguchi photo

被災地支援に皆様のご協力をいただきまして、ありがとうございました。
3月26日(土)に皆様からお預かりしました支援物資を、いわき市と南相馬市の避難者の方がたに届けてきました。
遅くなりましたが、その時の模様を簡単にご報告致します。

午前8時30分、西麻布の事務所を出発。

今回は総勢8名のスタッフでいわき市へ向けて出発しました。事前にいわき市の災害対策本部と連絡を取っており、支援物資の受け入れを行っているとの情報を得ておりましたので、とりあえず災害対策本部に伺い、担当者の話を聞いてみる事にしました。写真は3台の車に満載された支援物資、その荷物を積み込んでいるところです。いわき市に近づくにしたがって、だんだん車も少なくなってきました。いわき市に入る車のほとんどが、災害支援の緊急車両です。



_MG_4857.jpg途中の高速道路では、各都道府県から派遣された緊急車両がたくさん走っています。写真は宮崎県からのハイパーレスキュー。_MG_4858.jpgボランティアの車も多数来ていました。車に東北を応援するメッセージを書き込んでいる車が多く走っていました。_MG_4869.jpgいわき市内の飲食店やスーパーはほぼ全てが閉店しており、市内に残っている人々の暮らしに大きな影響を与えているようです。食料すら手に入らない状況で、皆さん配給に長蛇の列を作ってわずかな食料を手にしていると聞きました。_MG_4870.jpgいわき市の災害対策本部のようす。自衛隊の緊急車両が出入りをして、支援物資を運んでいます。大量の食料等が積み上げられていましたが、これらは市民の手に入る事はできません。物資は被災者用のため、被災者ではない市民の方、自主的に避難している方々は自力で食料を確保しなければならないそうです。_MG_4892.jpgスタッフの一人。こんな感じで完全防備で望んでいます。当日の放射線量は1マイクロシーベルト/時と少なかったため、健康への影響は問題無い量でした。



_MG_4942.jpg災害対策本部のお話では、被災者向けの物資は十分届いているとの事。しかし、町中を見渡すとスーパーも閉店しているため、市民の方が食料を手に入れられないとのこと。そこで、対策本部に緊急の連絡があった市営住宅に向かってみる事に。こちらは高齢者の方が多く住んでいる住宅で、遠くの配給所までなかなか食料をとりに行けずに困っている方が多く暮らしているそうです。_MG_4943.jpgこの辺りは原発から32キロくらい。原発の事故以来、いわき市には放射能への恐れから、民間の物流がほとんど途絶えてしまい、市民の生活にかなりの影響を与えているようです。皆さん食料が届いたと、喜んでいました。小さな新生児の赤ちゃんを抱えた方がいるのが不安を覚えましたが、おむつなどを渡してきました。



_MG_4956.jpg次に市内各所にある避難所を回ってみる事にしました。平第三小学校では、原発周辺から避難してきた高齢者の方が多くいました。介護が必要な方も多く、介護用の下着を渡してきました。 次に向かったのは小名浜の配給所です。市の担当者と話してみると、物資は十分にありますので、結構ですとのこと。しかし配給を受け取るために長蛇の列ができています。何時間も並んでわずかなものしかもらえないという話も聞きました。 行政としては基本的に民間のボランティアから受け取る事はできないとの事ですが、近くの物資集積所に大量に余っている食料と、ここの何百人も並んでいる配給所の状況を考えると、もっとどうにかできないものかと思ってしまいます。 このアタリのギャップを民間のNPOの方々が助けているのが現状のようです。



_MG_4969.jpg南相馬市は街の約半分が原発からの避難地域のため、津波による被害だけではなく多くの人が困難な状況になっているそうです。まだ多数の住民が市内に残っていますが、食料も燃料もなく困窮してるため、南相馬市の方自らボランティアとして助けているようです。 物資を届けたのは、一次的な避難所になっている、福島県ファミリースノーパーク。ここに物資を運び、翌日南相馬市のスタッフの方が被災地に物資を配りに行く予定。_MG_4979.jpg_MG_4977.jpg大量の物資を避難所に運びいれる、南相馬市の方々。彼らも被災者ですが、積極的に働いています。_MG_4976.JPG皆様からのご協力で、こんなに沢山の支援物資が集まりました。_MG_5047.jpg新鮮な食料が手に入らないようで、カレーの炊き出し用に持って行った200人分くらいの生鮮食品が大変喜ばれました。早速街の女性スタッフが調理の準備をしています。翌日、南相馬市に戻って配るそうです。

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支援物資一覧.jpg

この度は皆様からの沢山のご協力ありがとうございました。大変遅くなりましたが、届けられました支援物資のおおよその総数をご報告致します。これらは全て、いわき市の皆様、南相馬市の被災者の皆様にお届けする事ができました。個人ができる事は少しづつでも、沢山の皆様のお気持ちが集まりまして、私の当初の予想を遥かに越えた、沢山の品物をお届けすることが出来ました。

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最後になりましたが、ご協力頂きました皆様のご報告をしたいと思います。
個人の方も多くご協力を頂きましたが、この場では法人名等の団体名での表記に控えさせて頂きます事ご了承下さい。
また、支援物資以外に、支援金としまして現金でお預かりした方も沢山いらっしゃいます。
支援物資の購入費用に使いました残金は、全て現在も被災地で活動されているNPO法人に寄付をする予定でございますが、清算が終わりましたら会計報告をお送り致します。

以下、ご協力頂きました団体名を表記致します。ありがとうございました。(敬称略、順不同)

シンイチロウアラカワジャパン、講談社、コンデナストジャパン、AG Japan、ティーワイオー、グリッド、VIE、アシェット婦人画報社、小学館、M0、ボンイマージュ、サージ、ウィザード、エンラージメント、関川事務所、AKAマネージメント、イズネス、ダイアモンドヘッズ、タテオオフィス、赤坂動物病院、アガイ商事、ライトアップ、TAG、ストアインク、リップル、イイノメディアプロ、新美容出版

最後になりますが、当日一緒にいわき市まで同行して頂いた皆様、長時間の作業、大変お疲れ様でした。


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